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1980年度から始まったゆとり教育

ゆとり教育とは、1980年度から無理のない学習環境で子供が自分で学び考える力を育てることを目標とした教育方針です。
それまでの知識だけの詰込み型教育が子供を縛り付け、ストレスによるいじめや不登校の原因になっている、という指摘を受けたことから転換へのかじ取りが行われました。
生きる力を重視する方針は偏差値重視だった以前とは相反する考えで、総合的な学習の時間が始まったり絶対評価が導入されました。
実験や発表、討論といった項目が教科書で多く取り上げられ、受動的学習から能動的学習が重要視されました。
また学校は土日を休日とする週5日制を導入することで、全体の授業量が減って学習内容は3割程度も削減を強いられました。
勉強する時間が減少することで子供の自由な時間は確かに増えましたが、学力低下が逆に疑問視され2008年には文部科学省は授業数の増加を盛り込んだ学習指導要領改定案を発表しました。
その後改定案は実施へと至り、脱ゆとり教育へと転換していきます。

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